PREP法の練習お題15選。仕事で使える回答例と振り返り方
PREP法を声に出して練習する15のお題。結論・理由・具体例・結論の図解、仕事の回答例、書き込める練習メモとチェックポイント付き。

この記事のポイント
PREP法は、結論・理由・具体例・結論の順に話す型です。下の15のお題から一つ選び、4行のメモを作って30秒〜1分ほど話してみてください。録音を聞き返し、なぜその提案をしたいのか、具体例から伝わるかを確かめます。
- PREPは意見や提案を整理する一つの型
- 理由には判断の根拠、具体例には実際の場面を置く
- 同じお題で一度言い直した後に、別のお題を試す
PREP法の4つの役割
PREP法は、結論(Point)・理由(Reason)・具体例(Example)・結論(Point)の順に話す型です。自分の意見や提案を説明するときに使えます。メモにこの4項目を書き、次のように内容を入れてみましょう。
P:Point/結論
何を提案するのか、何が自分の答えなのか。
R:Reason/理由
なぜ、その答えを選んだのか。
E:Example/具体例
その理由を想像できる場面や、確認した事実。
P:Point/結論
伝えたいことに戻り、必要なら次の行動を示す。
理由は判断の根拠、具体例はその根拠をイメージする手がかりです。たとえば「探す時間を減らしたい」が理由なら、「資料が複数の場所にあり、最新版を確認するやり取りが発生している」が具体例になります。
難しさを変えて選べる練習お題15選
身近な話題、仕事の提案、条件を比べる話題の3つに分けました。話しやすいものから選んでください。仕事の経験を使って録音を共有する場合は、顧客名や非公開の情報を入れないようにします。
身近な話題で、型に慣れる
- 最近使って便利だった道具をすすめる
- 好きな作業場所を一つ選んで理由を話す
- 休日に続けたい習慣を一つ紹介する
- 人にすすめたい本や作品を紹介する
- 初めての人に自分の得意な作業を伝える
仕事の提案に使ってみる
- 会議の前日までに議題を共有することを提案する
- 資料の保管場所を一つにまとめることを提案する
- 作業の確認を、完成後ではなく途中で行うことを提案する
- 新人向けの手順メモを作ることを提案する
- 定例会議の議題を減らすことを提案する
条件や別の意見を踏まえて話す
- 費用と準備時間を比べ、二つの開催方法から選ぶ
- 依頼された締切が難しいとき、別の日程を提案する
- 既存の方法を続ける理由を、改善案と比較して説明する
- 意見が分かれたとき、小さく試す方法を提案する
- 情報が足りない状態で、現時点の案と確認したい点を伝える
一つのお題でメモを作り、声に出した後、説明しにくかった一文を直します。同じお題で言い直せたら、次のお題でも4項目を考えてみてください。
仕事のお題に答えた例
整理する前
資料がいろいろな場所にあって、この前も探していて、毎回聞くのも大変だし、同じ資料が複数あったりするので……。
整理した後
資料の保管場所を一つにまとめたいです。最新版を探す手間を減らせるからです。今は同じ名前の資料が複数あり、どれを使うか担当者に確認することがあります。まず、よく使う資料を共通フォルダにまとめませんか。
この回答では、「最新版を探す手間を減らしたい」が理由で、「どの資料を使うか確認している」が具体例です。「手間がかかるので効率が悪い」と言い換えるだけでなく、実際にどんなことが起きているかを一つ挙げています。
数字を入れたいときは、確認できたものだけを使います。時間を測っていなければ、「担当者への確認が必要になっている」という事実だけでも説明できます。
4行メモから声に出してみる
ここで、ひとつ練習
15のお題から一つ選び、結論・理由・具体例・結論の4行をメモします。文章を丸暗記せず、メモを見ながら30秒〜1分程度で話してください。
- 伝えることを、下のメモに短く書きます。
- スマホの録音などを使い、30秒〜1分を目安に声に出します。
- 確認する点をひとつ選び、もう一度言い直します。
メモはこのページ内だけで使います。保存されないため、残したい場合はコピーしてください。
振り返るポイント
- 最初の結論と最後の結論がずれていないか
- 理由が「なぜ?」への答えになっているか
- 具体例が理由の繰り返しだけになっていないか
練習した後の確認と、型の使い分け
録音を聞き返すときは、まず結論と理由のつながりを見ます。「A案がよい」と言った後に、B案の利点ばかり説明していないでしょうか。型の順番は合っていても、内容がつながらない場合があります。
短い確認への返事なら、結論と補足だけで十分なこともあります。「資料は完成しました。共有フォルダに入れています」という返答に、無理に具体例と結論を足す必要はありません。
まだ意見が決まっていない話し合いでは、先に質問したり、条件を確かめたりする方が進めやすいこともあります。PREPは、説明したい意見や提案がある場面から試してみてください。
よくある質問
最後に結論を繰り返さないといけませんか?
練習では4つの役割を確認してみましょう。ただし、短い会話で既に伝わっていれば、機械的に同じ文を繰り返す必要はありません。相手の反応や話の長さに合わせて調整できます。
理由と具体例の違いは何ですか?
理由は「なぜその結論なのか」という説明、具体例はそれをイメージできる場面や事実です。同じ内容を言葉だけ変えて繰り返していないか確認しましょう。
練習中に具体例が思いつかないときは?
その理由を考えたきっかけを思い出してみてください。「資料を探すのに困った」「日程が分からず準備が遅れた」など、実際にあった場面を一つ挙げます。確認していない数値や実績は足さず、短い回答なら結論と理由だけにする方法もあります。
参考資料・出典
- 小田原トーストマスターズクラブ — テーブルトピックス(PREP法)の3つの練習法
PREPを使う即興スピーチ練習の参考。15のお題と回答例はこの記事のために作成しています。
参照確認日:2026年9月12日。例文・図解・練習問題は説明用に制作したもので、受講者の改善実績を示すものではありません。

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