一人でできる話し方トレーニング。録音から始める1週間メニュー
話し方を一人で練習したい人へ。スマホ録音を使う手順、1回5分程度の1週間メニュー、振り返りの図解と練習用メモを紹介します。

この記事のポイント
一人での話し方練習は、スマホの録音とメモで始められます。仕事紹介などを30秒〜1分ほど話し、「最初に仕事内容が分かるか」と一つの点を確かめます。気になった一文を直し、もう一度録音して聞き比べてみましょう。
- スマホで短く録音し、話の順番や一文の長さを確かめる
- 1回の練習では、直したいところを一つ選ぶ
- 録音で試した言い方を、実際の報告や会議でも使ってみる
一人練習に用意するもの
用意するのは、録音できるスマホとメモです。話の順番や一文の長さは、録音を聞き返して確かめられます。視線や姿勢も気になってきたら、録画を加えてみてください。
お題は「今の仕事を初めて会う人に説明する」「上司に進捗を報告する」など、使う場面が分かるものを選びます。「とにかく話すのがうまくなる」より、今日何を練習するかを決めやすくなります。
録音をAIや他の人に共有する場合は、会社名・顧客名・非公開の数字を入れないようにします。仕事の内容を使いにくければ、趣味や最近読んだ本の紹介でも練習できます。
5分で試せる練習の流れ
1回5分ほどで、準備から振り返りまで試すメニューです。たとえば「最初の一文で仕事内容を伝える」と決め、録音して確かめます。時間が足りなければ、気になる一文の練習だけに絞っても構いません。
1分:準備する
誰に何を伝えるか、どこを確かめるかを決める。
1分:声に出す
キーワードのメモを見ながら話して録音する。
1分:聞き返す
「仕事内容が分かるか」など、決めた点を確かめる。
1分:言い直す
長い文や伝わりにくい部分を一つ直して話す。
1分:メモする
変えたことと、仕事で試したい場面を書き留める。
自分の声を聞くのが恥ずかしければ、最初の一文だけ聞いてみてください。「どんな仕事か分かるか」と確かめる点を決めておくと、声の印象以外にも目を向けられます。
最初のお題は、短い仕事の紹介
整理する前
いろいろな事務作業をしていて、連絡や書類のこともやっていて、日によって違うんですが……。
整理した後
営業チームが使う資料と予定を管理しています。資料の更新や日程の調整を通して、担当者が商談を進められるようにしています。
ここで、ひとつ練習
初めて会う同僚に、今の仕事や普段取り組んでいることを30秒程度で紹介してください。仕事以外なら、最近続けている活動でも構いません。
- 伝えることを、下のメモに短く書きます。
- スマホの録音などを使い、30秒〜1分を目安に声に出します。
- 確認する点をひとつ選び、もう一度言い直します。
メモはこのページ内だけで使います。保存されないため、残したい場合はコピーしてください。
振り返るポイント
- 何をしている人かが分かったか
- 相手が知らない専門用語に補足があったか
- 変えたい一文を一つ選べたか
続かないときの調整と、AIの使いどころ
続かないときは、練習時間を短くする、お題を固定する、録音を聞く範囲を絞る、といった調整を先に試します。毎回新しいテーマを探すのが負担なら、次の報告を練習のお題にしましょう。
自分では直す場所が分からないときは、AIに文字起こしを見せて「仕事内容が伝わりにくい一文を挙げてください」と頼む方法もあります。実際には言っていない言葉をもとに指摘していないか、元の録音と照らし合わせてください。
仕事で試した後も、「最初にお願いを伝えられた」「質問の後、対応案の説明に戻れた」と一言メモします。録音の中だけでなく、実際の会話で使えたかも振り返ってみましょう。
よくある質問
録画せずに録音だけでも練習できますか?
話の順番や一文の長さは、録音だけでも確かめられます。視線や姿勢も見直したくなったら、録画を追加してみてください。
毎日練習しないと意味がありませんか?
毎日という回数を必須にする必要はありません。仕事で使う前に短く練習し、使った後に振り返るなど、続けやすい機会を決めましょう。
1週間で上達しますか?
1週間は、このメニューを試すための目安です。上達の速さには個人差があります。最初と最後の録音を聞き比べ、話す順番や一文の長さに変化があるかを確かめてみてください。
参考資料・出典
- Toastmasters International — How to Overcome Your Fear of Public Speaking
準備・録音を使った練習の参考。日本語での本記事の練習効果を検証した研究ではありません。
参照確認日:2026年9月12日。例文・図解・練習問題は説明用に制作したもので、受講者の改善実績を示すものではありません。

次に練習するときのために



